LIONが2008年ラクトフェリンが内臓脂肪を減らす働きがあることを発表
LIONの研究結果によると、腸まで届く特殊加工を施したラクトフェリンのタブレット300mgを2ヶ月間被験者に与えた結果、内臓脂肪面積が平均で22%、最大で40%減ったことを確認したと2008年日本肥満学会にて発表されています。
2ヶ月間ラクトフェリンを飲んだだけで内臓脂肪が減るんだったら魅力的ですよね。
しかしながら、このラクトフェリンもどんなサプリでも良いというわけではないらしいのです。
ラクトフェリンは赤ちゃんが生まれた直後の初乳に多く含まれる成分ですが、熱や酸に非常に弱いという性質があります。よって加熱殺菌された市販の牛乳や乳製品では摂取することができない成分なのです。
そこでサプリメントでの摂取が便利となるわけですが、ラクトフェリンは酸に弱いため、単に摂取しただけですと胃酸で分解されて別な成分に変わってしまうのです。
そこでLIONは胃酸で分解されずに腸まで届くように特殊加工された「腸溶性ラクトフェリン」というのを採用し、腸までラクトフェリンを送り届けることに成功した「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」を発売しています。
母乳で育った赤ちゃんと粉ミルクで育った赤ちゃんでは抵抗力が違う
ラクトフェリンという成分は母乳や牛乳、特に赤ちゃんが誕生した直後の初乳に多く含まれる成分です。
1939年に発見され、鉄を結合しやすい糖タンパク質です。鉄と結合すると赤くなるため「赤いタンパク質」とも呼ばれます。
ラクトフェリンが初乳に多く含まれるのは、赤ちゃんの体の外部からの細菌やウィルスなどから守るための抵抗力を付けるための生体防御物質の一つとしての働きが主要なものと一般に考えられています。
母乳で育った赤ちゃんと、粉ミルクで育った赤ちゃんとでは腸内善玉菌の割合や病気に対する抵抗力が違うと言われているのはご存じの通りです。
この要因のひとつとして母乳に含まれるラクトフェリンが粉ミルクでは摂取できないからと考えられており、最近では赤ちゃん用粉ミルクにもラクトフェリンが配合されているものが増えてきています。
ラクトフェリンの副作用と弱点
ラクトフェリンは母乳に含まれる成分ということもありますが、副作用など安全性に関するリスクは低く、現在のところ特に問題を指摘されている事象はありません。
ラクトフェリンの性質としては、熱や酸に弱い点が挙げられます。
そのため牛乳の生乳であれば生きた状態で摂取できるものの、市場に出回った牛乳は加熱殺菌されているためラクトフェリンは含まれません。
まさか母乳を飲むわけにもいきませんから、実際に摂取しようと思うとほぼサプリメントなど栄養補助食品から摂るしかないといえます。
そのラクトフェリンも消化酵素が無い生まれたばかりの赤ちゃん以外は、胃酸の消化酵素で分解されてしまうため小腸まで届けることができず意味がありません。
そこでラクトフェリンの成分を壊さずに小腸まで到達させるために、胃酸で分解されないように特殊コーティングされたラクトフェリンタブレットがLIONやBELIVAなどのサプリでは施して腸まで届くように改良しています。
ラクトフェリンは多機能で様々な研究機関で効果について研究されている
近年では研究者により様々な働きについて調査されており、様々な機能をもった成分であることが分かってきており、多機能性たんぱく質とも呼ばれて注目されている成分です。
特に健康面での良い影響を国内・国外様々な研究機関が学会で発表しています。
動物実験において病原菌やウィルス感染に対しての生体防御機能の活性化や、抗炎症作用、発がん性物質の抑制やガン細胞による血管新生を阻害する働きなどなど、免疫機能に関して良い働きをしているようだという研究報告が多数ある期待の成分です。
日本人による報告のひとつでは1996年に佐藤保さんが歯周病患者にラクトフェリン含漱剤で治療した例についても日本歯科保存学会で報告されています。
また、2008年には日本肥満学会でLIONによる内臓脂肪蓄積を抑制する働きも報告されています。
今後科学的に効果を実証していければ医薬品としての採用も可能性としては期待できるかもしれません。
ラクトフェリンに関しては2年に1度国際会議が開かれていますので常に新しい情報や実験結果も得られて今後健康志向が高まっている日本でも注目されることは間違いないでしょう。
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